2018年09月23日

大規模戦にいこう !

こんにちは、MBホーネットです。

いつの間にか暑かった夏も過ぎ去り、徐々に秋が深まってきました。
いまがサバゲに一番良い季節ですね。
食べ物も美味しくてカロリー計算に少々頭を悩ませています。


さて今回のテーマ、大規模戦についてお話してみます。
自分はサバイバルゲームという趣味はスポーツの一種であり、銃撃戦を模した戦闘競技であると認識しています。

近年になり、サバイバルゲームが一気にブームとなり、性別すら問わずに様々な年代層がこの遊びに参入してきました。
参加人数が爆発的に増え、それに釣られるように有料フィールドも増加の一途をたどり、ゲームの内容も色々と変化しているようです。
また、参加者達の目的意識も多様化し、ミリタリーやアニメキャラのコスプレを楽しみたい者や同じ趣味を持つ者同士の交流の場と考える者、
日頃のストレス発散の場と考える者、FPS系のゲームをリアルで楽しみたいと考える者など有料フィールドに集まるゲーマー達の答えは様々なのではないでしょうか。

自分がサバイバルゲームなる物に初めて参加してから、すでに4分の1世紀以上経過しました。
自分が体験した当初のサバゲなど現在のゲームと比べると全く地味なもので、せいぜいが10人から15人程度が参加して、誰も来ないような山奥でひっそりとおこなうようなものです。
当然、電動ガンなんてモノはありません。
ガスやエアーの圧力を利用したユニットで、ホップシステムなんてものも存在しないのです。
射程は現在の電動ガンの半分程度、マガジンは今で言うスプリング式でせいぜい40発程度の装弾数。
背中や腰にデカいタンクを背負い、ガンにはエアーホースが繋がった状態でブッシュに潜り込んで戦うのです。
装備も殆どがナム戦時代の米軍のものであり、他には選びようがありません。
このように、現在とは比べようも無い貧弱な装備で戦っていたものです。
当時の自分が現在の自分を見る事ができれば、その余りの違いにきっと唖然とした事でしょう。
装備も違いますが、一番違うのは当時のゲーム内容でしょう。
まぁ、フラック戦が主流なのは今と変わり在りませんが、当時のフラッグ戦というのは、敵フラッグを奪取して自軍フラッグまで持ち帰らないと勝敗が成立しないという、非常にシビアなモノでした。
ゲームタイムも通常30分が当たり前で、それ以下だと奪取したフラッグを持ち帰ることが難しかったからです。
どのように戦っていたかは皆様の想像にお任せいたしますが、現在の有料フィールドのゲームなどまるで比較にならないほどハードである事は自分が保証します。
当時のチームリーダーが某国軍の出身者で在ったため、少々特殊なチームだったのかも知れませんが、全く無知だった自分に戦い方を手取り足とり仕込んでいただいた事が現在の自分の基礎となっています。
ゲーム内容がハードであったこと、そして今以上にサバイバルゲームという物が楽しかった時代でもあったと、現在の自分は記憶してあります。
現在のサバゲを非難するつもりはありませんが、サバゲを始めた当時、そして20年ほど前に大きなチームに所属していた時、そして発足から10年以上存続しているブラックタロンに至るまで、自分が見続けたサバゲはより手軽で簡単な方向に変化し続けています。
現在のサバゲと何がそう違うのか?
簡単に説明します。
まず、スタート前から戦いは始まっています。
作戦タイムをミーティング形式で取ります。決定次第、その内容に沿ったメンバーの編成でスタートし、移動開始です。
移動といっても現在の有料フィールドのようにいきなり走りだしたりはしません。
ダッシュでの移動が作戦に織り込まれていない限り、基本的には無音行動が基本です。
全周囲警戒態勢での隠密行動でフラッグをめざす、あるいは敵部隊の発見となるわけです。
ポイントマンを勤める二名が侵攻ルートを切り開きます。
前方に異変を感知すれば、すかさずハンドシグナルが送られチョークリーダーが全員に指示を出します。
警戒が解除されれば、ブッシュに沈んでいたメンバー達が幽霊のように現れ、再び静かに移動を再開します。
ポイントマンが何かを発見したようです。先行していた1名が前方のブッシュに沈みました。
前方の警戒に入ったのです。
援護役のポイントマンが地面を指差しています。
何か痕跡を発見したようです。
分隊に警戒態勢を取らせ、彼の元に歩み寄ると、踏み折られた草と数名の足跡を発見しました。
痕跡から移動方向と人数、そしてその目的を考えます。
この敵集団は3名程度の別働隊である可能性が高いと判断しました。
フィールドの端を時計方向に回りこみ、こちらの側面及び後方に回り込んでくる迂回部隊と考えます。
敵主力と交戦状態に入った時にタイミングを合わせて挟撃を仕掛けてくる作戦のようです。
ここで指揮官は判断を下さなくてはなりません。
この状況下で敵主力と交戦状態にはいるのは不利です。たとえ少人数であっても、敵に挟み込まれるのはかなり不利な条件での戦闘を強いられるでしょう。
ヘタすれば全滅ともなりかねません。
しかし逆に考えれば、敵迂回部隊の行動から在る程度は本隊の行動も予測可能です。
敵主力の位置をフィールド中央から左側と予想し、部隊の行動を決定します。
まず、迂回部隊の入り込んできた方向には敵はいないものと予測し、進入してきたルートを今度はこちらが侵攻します。
逆にこちらが反時計回りに移動して、敵主力の後方側面に食らい付く作戦を決定します。
そのまま足跡を追って部隊を素早く移動、タイミングを見計らって部隊を左側に転進させます。
先行するポイントマンに前方と左側面を警戒させて、敵の発見に全力を尽くします。
移動の痕跡を発見しました。
予想よりも近距離に多数の敵影を確認できました。
直ちにブッシュに潜り込んで匍匐移動します。
出来るだけ接近し、諸撃で敵に与える損害と衝撃効果をより確実なものとするためです。
敵部隊の移動が停まりました。
こちらの気配を感じたようです。
そのままピクリとも動かず、敵が警戒を解くまで、地面に顔をくっつけるようにしてジリジリとした時間を耐え続けます。
ようやく警戒を解いてくれました。静かにブッシュの影から敵の動きを観察します。
そして部隊に前方を警戒させ移動を始めた瞬間に全力で攻撃を加えます。
当時のガスガンというのは、今のハイサイクル電動ガンのような高レートの発射サイクルでした。
まるでミニガンのような火力と銃声が敵に向けて一斉に火を吹くわけですから、物凄い事になります。
マガジン3本分の火線をブッシュに撃ちこみ、敵の組織的な反撃を完全に押さえ込んだら、アサルトマン達を更に移動させて敵の側面後方に移動させて十字砲火の中心に敵を追い込んでいきます。
その間我々ライフルマンは銃火を絶やさぬまま横に展開して、銃声がする方向や残敵が潜んでいる辺りを掃討していくわけです。

敵の主力を粉砕してしまえば後は楽なもの。
残った迂回部隊などきつね狩りも同然。

皆さんはこのように考えるのではありませんか?
しかし、この瞬間も迂回部隊が自軍のフラッグに向けて全速力で向かっているのかも知れません。
もしかしたら帰還ルートを予測してアンブッシュを張り、タイムアウトを狙ってくるかも知れないのです。


もちろん平凡な銃撃戦に終始したり、膠着したまま終了を迎えることも沢山ありますが、どのような状況でも必ず打開策を考え実行しようとしてくるので、双方とも気が抜けません。
判断を誤ったり行動をためらって敵側の作戦が完全に決まってしまえば、上に書いたとおり、一撃で不利な状況に追い込まれます。

現在のサバゲとの違いがどこにあるかご理解できましたでしょうか?

自分が最初にやっていた、このようなサバイバルゲームを面白そうと考えるか面倒だと考えるかは個人それぞれでしょうが、皆様が有料フィールドで週末に楽しんでいるサバゲとは、似て異なる物であることはお分かりいただけると思います。
突撃と戦闘のみに主眼をおいた現在のサバゲとは大きく異なり、敵の動きを読んでいかに有利な条件下での戦闘状況を作り出すかが当時のサバゲであった訳です。
したがって、個人に要求されるスキルは現在とは桁違いでした。
まずは基礎体力が全然違います。
リスポーンありのゲームなどになると、ゲームタイムが1時間以上になることも珍しくはなく、ガスやエアーが尽きて戦闘の続行が無理となってようやく終了なんてことも良くありました。
これを1日に2~4回ほどもゲームするわけです。
フィールドに入れば、作戦内容における自分の役割を割り振られるため、ただ単にフィールドを移動するのではなく、移動する時には、音を立てない。草木を揺らさない。意思の伝達はハンドシグナルで。ブッシュの中での索敵能力などは当たり前に要求されます。
更に分隊の尖峰を勤めるポイントマンともなると、移動方向の地形を読む能力と足跡等の痕跡を読む能力まで要求されます。
例えば湿った地面に複数の足跡を発見したとします。
足跡のつま先部分が崩れていれば、ここを走って通過したと判断し、踵からつま先までしっかりと足跡が残っていれば、慎重に移動した痕跡と判断するわけです。
複数の足跡はフルサイズのM16A1を基準として判断します。
20インチバレルのM16は全長が990ミリなので、約1メーターと考え、その範囲内に存在する足跡を数えて2で割ります。
大体15から18名以内であればかなり正確に人数を割り出せます。
また、踏み潰されたり折れている草木、不自然に重なった草や枝などから移動方向を見分ける事も可能です。
敵と交戦状態に入るときも、突然の遭遇戦以外は全てシナリオに沿って進められます。
全員が自分に与えられた役割をこなさなければ、勝てないからです。
アサルトマンは敵の前進を食い止め、ライフルマンは全力で火力を展開してしてアサルトマンの侵攻を援護します。
スナイパーは側面から部隊を援護して敵の回りこみを阻止します。
つまり、チームがチームとして機能することを主眼としてゲームを楽しんでいた訳です。
逆に現代のサバゲでは、このようなスキルは一切必要としません。
スタートしてから一分程度で接敵、即時戦闘になだれ込み、開始から10分ほどでゲーム終了というのが有料フィールドでのゲーム運びとなっていますね。
自分のような大昔のサバゲを知る者にとっては、いささか物足りないわけです。
子供の頃に近所の友人と楽しんだ銀玉鉄砲の撃ちあいと大して変わるところがないわけで、走ってバリケードに駆け込み、敵が見えたら撃ちまくり、敵影が消えてきたら誰かがフラッグを落とすというゲーム展開というのに飽きてしまっている。というのが正直な心情であります。
このように感じているゲーマーは自分だけではないかと思います。
「もう飽きた・・・」というような書き込みをネット上での書きこみでも良く見かけます。
どんなに楽しく感じた事でも、同じことを繰り返すのでは、誰でも飽きてしまうわけですね。

「最近サバゲがマンネリ化して面白く感じない」「もう少し変化のあるゲーム展開にならないものか・・・」
このようにお考えで在るならば、大規模戦への参加をお勧めします。
それも、なるべくハードな展開が予想される大会への参加を考えてみましょう。
有料フィールドで、何かのイベントで参加人数を増やして、というような大規模戦などではなく、何の整備もされていないような未知のフィールドで、近県から様々なチーム、ゲーマーたちを集めて行うような大規模戦があれば、迷わず参加してみるべきでしょう。
最近耳にするようになった、8時間耐久ゲームや離島を貸しきっての24時間サバゲなど、参加するようなチャンスがあれば最高の体験ができると思います。

このようなゲームに参加してその最前線に身を置いてこそ、本当のサバイバルゲームの面白さと辛さを同時に味わう事になります。
まぁゲーム内容でいささか違いであるのかも知れませんが、今までのゲームとは比較にならないほどの緊張感と興奮、自分ひとりでは何も出来ない非力さと援護してくれる仲間の大切さ、そのほかにも今まで意識した事の無い様々に状況にあなたを追い込んでくれることは間違いないでしょう。。
ここでは今まで遊んでいた有料フィールドでのスキルなど何の役にもたちません。
逆に有料フィールドというのはそのような面倒なスキルが必要な状況を可能な限り省き、手軽に遊べるようにしている所が殆どなのでこのような大規模戦では、ちょっとガンの扱いに馴れた素人と大して変わらないということになります。
たった十分間の撃ち合いがサバイバルゲームだ。などどカン違いしているゲーマー達には、全くの未知の世界となる事は間違いないでしょう。

始めての大規模戦参加となれば、まずは装備の面から全面的な見直しが必要となるかと思います。
作戦タイムが長時間に及ぶために、水筒や防虫スプレーやカットバン程度は装備に含めるべきでしょう。
更に足元はスニーカーなどではなく、頑丈なコンバットブーツかトレッキングシューズ、BDUは袖まくりなどせず、グローブでキッチリ指先まで保護し、首から上以外の肌の露出は避けるようにしてください。
当然エルボーやニーパット等のプロテクターは必須です。
また、余りにもフィールドが広大だったりブッシュが深かったりすると、自分たちの進行方向すら怪しくなってくるので、コンパスを装備に含める事も考えるべきでしょう。
意外かも知れませんが、ヒットされてリスポーンポイントに戻ろうとしても、どうやって帰ればいいのか?移動ルートがまったく分からないなんて事も珍しくは無いのです。

以前花巻で行われた大規模戦では、身長よりも高いブッシュが延々と続くというとんでもない場所で、獣道程度の小道が多少在るだけという迷路のようなフィールドでした。
腕時計のベルトにつけてある小型のコンパスが頼りで、装備してあったレンザテックコンパスも、視界がほとんど利かない状況では出番がありません。
数回ヒットされて往復する時のルートの記憶とコンパスだけが頼りという状況下の戦闘では、交戦そのものよりも、最前線に到達するほうが大変なのです。
更に前線を突き抜けて浸透してきた敵スナイパーのアンブッシュが、移動を困難な物にしてくれます。
敵の発見も非常に困難を伴ううえ、発見してもブッシュが濃すぎて弾が通らないのですから、つくづく苦労させられたゲームであった記憶が、今も鮮明に残っています。

このようなフィールドで戦うとなると、戦闘装備も有料フィールドの物とは少しばかり違った物になってきます。
自分の経験上、大規模戦では大体がゼンマイ式の多弾マグは禁止、携行弾数に規定あり、軽機関銃のみ数千発の携行を認める。
初速の規定とBB弾の重量は0.25gまで、シューティングレンズの仕様不可、ゴーグルのみOKでフルフェイスを強く推奨する。
というレギュが一般的なものです。
良く整備され自由に走り回れるようなフィールドで見かけるような軽量装備では、このようなハードなフィールドでは全くの役不足と感じるはずです。
タロンではあちこちに遠征してのサバゲは当たり前なので、かなりヘビーな装備で戦っています。
初めてのフィールドに遠征となると、どのような現場なのか見当もつかない事は良くあることで、それぞれのメンバーが独自の考えで装備を選択しているわけですが、増えることはあっても減らしていく話など耳にした事はありません。
アサルトライフル+ハンドガンは当たり前としても、ライフルのマガジンが6~7本、多い者で10本前後+ハンドガンマグが2本から5本前後、無線装備一式に小物を入れるポーチ類、暑いときはこれに水筒や蚊取り線香などが、夜戦となると更にフラッシュライトが加わります。
プロテクターで身を固めたBDUの上にこの装備を装着するわけですから、全装備重量が何キロになるかざっと計算してみてください。
またマグポーチなどは、値段の安い貧弱なつくりの物では到底持ちません。
ブッシュの中を移動しているだけで、マガジンなどが落下して装備品を失います。
花巻の時も物凄い数の落し物が大会本部に届けられたようですが、実際にはこの倍以上の数の装備品が、あのフィールドのブッシュに眠っているはずです。
当然の事ながら、タロンメンバーで装備を失った者は1人もおりませんでした。
皆さんもポーチ類だけは値段ではなく品質で選んでください。
千円程度を惜しんで4千円近くするPマグを無くしたのでは泣くに泣けません。
また1からポーチの買いなおし、なんて事にもなりかねないのです。
経験の浅いゲーマーほど装備品にかける予算を惜しむ傾向があります。
いかに高性能なガンを手に入れても、ハンドガンが落ちるようなホルスター、弾詰まりが頻発するようなマグを使っているようでは、ろくな戦果を残せません。
ガンの性能などを重視するより、装備品の質を充実させたほうが遥かに効果的である事は、ベテランゲーマーなら皆知っている事です。
ただその事を実際に自分の装備品に繫栄できるかは、また別な話なのです。

次に一番目が行くのは当然プライマリーとなる電動ガンですが、これは個人の考えや戦闘スタイルの違い等から一概に良い悪いとは言えないものが在りますが、基本的に考えるなら、まずストックを省略したようなガンは使い物にはなりません。
確かにストックをカットしてしまえば全長も短くなり、軽くなった分取り回しが有利になり、移動やバリケードの影からの射撃は楽になります。
しかし取り回しが楽になった分、射撃の安定性に大きな問題が出てきます。
本来、両腕、肩、頬と四点で固定して射撃するモノを、両手のみで固定するというのは無理があり、精度に大きく影響します。
ダットサイトやスコープを乗せているから問題ない。
このように御考えの方々もいらっしゃるかとは思いますが、このようなサイト類は射撃精度を手助けするものであって、フラフラと揺れ動くガンの固定には何の役にもたたないという事です。
実験してみてください。
部屋の隅にある何かを、人差し指をガンに見立てて狙ってみてください。
微妙に揺れ動くはずです。
自分の指先すらコントロールできない人間が、両手で持っているガンの銃口をコントロールできるはずも無いのです。
このようなガンではブッシュの隙間に見え隠れしている敵影を狙い撃つことなど至難の技となります。
更にはブッシュの奥の人影が敵か味方か、あるいは草木の絡みついた倒木なのか?、まばたきすら我慢して判別できるまでターゲットをポイントし続ける。などという状況もけして珍しい事ではなく、ストックレスのガンではこのような戦闘状況に対処するには限界があります。
また有料フィールドで必ず見かけるハイサイクルガンは、ブッシュの中の接近戦に突入した場合、不利な条件を作り出しかねません。
確かにブッシュの貫通力に関してはハイサイクルガンは優れてはいますが、その反面けたたましい銃声のため確実に位置バレしてしまうので
周囲の敵に警戒され、最悪は集中砲火を浴びる事になります。
更には弾を必要以上に消費するために、戦闘の継続時間にブレーキがかかってしまうことになります。
逆にブッシュの中をすり抜けてくるセミオート射撃の一発は大変な脅威です。
体験した事がある方々には頷ける話ではないでしょうか。

つい最近、ちょっとした遠征にマルイ製レミントン870ブリーチャーを持ち込んでゲームに望んだのですが、恥ずかしい事にまったく物の役にはたちませんでした。
敵を先に発見し近距離で攻撃したのですが、弾は左上に大はずれ、すかさず反撃を食らってあえなくゲームアウト。また追撃してくる敵の背後に回りこんで1発食らわしたのですが、結果はご想像の通りです。
フルサイズの870よりブリーチャーの方が質感も精度も良いのですが、ストックの無いガンなど、使い物にはならない事を改めて実感しました。
自分などより腕の良いゲーマーが使えば別の結果となったかも知れませんが、そんな凄腕でもフルサイズの870のほうが、遥かに安定した射撃が可能であろう事は否定できないかと思います。

流石に懲りて現在はこのような形になりました。

大規模戦にいこう !

比較にマルイ製ベネリのショットガンを並べてみました。
全長1020ミリのベネリに比べ770ミリと250ミリも短く、重量は約2.3キロと扱いやすい全長と重さに収まりました。
銃口部とストックパット付近が重く中央部が軽いという変わった重量バランスになってはいますが、扱いやすいバランスといえます。
ただストックがプラなので、接合部にかかる負担に耐え切れるのかちょっと心配ですね。

話を戻します。
最後に必要となるのが、自分の両脇を固めてくれる仲間の存在です。
いつも同じ様な事を書いているのですが、サバゲとは団体競技であると自分は認識しています。
統制の取れた敵集団に個人が散発的な戦いを挑んで、勝てる。などと考えているようでは、いつまでたっても初心者の域を出ることは出来ないでしょう。
自分の役割を割り振られたメンバー達が、どれだけ自分の仕事をこなせるか?
野球やサッカーなどと同じです。
お互いの技術と連携強度の向上を追及する事が、チームの強さとなり、勝利を手にするための欠かせない条件の一つであり、チームとしての能力の向上がリーダーとしての最大の役目であると自分は考えます。



また長くなってしまいました。
しばらくブログの更新をお休みしていたのですが、別にサボっていた訳ではなく、中々良いテーマが決まらず苦戦していたのです。
実は書きかけで止めてしまったブログが二つばかりありまして、投稿寸前に読み返して気に入らなくなって消してしまった物もあります。
次回はもう少し早く投稿できれば、と考えていますが・・・


長らくお待たせいたしましたが、前回のブログで書き込みましたクイズのお答えをしたいと思います。

さて、この問題ですが、単純に考えて前衛と後衛のどちらから攻撃すれば自分の生存率が高くなるのか?。と言う条件を優先に考えてくだされば、皆さんほぼ同じ様な回答に行き着くかと思います。
まず2人を短時間で確実に倒す事が、生存のための必須条件です。
どちらかでも逃してしまえば、敵はブッシュに沈んでしまい、今度は潜伏のバレたこちらが狩られる番になってしまいます。
したがって確実を求めるなら、敵後衛をまず確実に始末しましょう。
言うまでも無く遠い的の方が、物理的に命中率が落ちるわけであり、この敵の胸と頭に確実にダブルタップを撃ちこみます。
そのままガンを振って前衛にも2発撃ちこむ事です。
いちいち敵のヒットコールの確認などせずに、一呼吸で敵を倒す事が前提条件です。
福島の鈴木様の書き込みにありました、近距離での発砲に前衛の敵がどの程度素早く反応するか?という御指摘ですが、仰るとおり驚いた人間の反応速度は遅くなり、また熟練ゲーマーほど銃弾が至近を掠めれば反撃より回避を考えます。
また、掠めた火線の反対側に反射的に回避行動を取る事になるので、撃つ側としては敵の回避方向を限定でき、撃ちやすい的という事になります。
「そんな面倒な事考えてないで、フルオートで2人とも撃ちまくった方が早いのでは?」
このような考えの方も沢山居られるかと思います。
しかし、良く考えてください。
明らかに熟練者と思われる古参ゲーマーが、2人だけで一体ここに何をしに来たのでしょうか?
単なる迂回部隊なのでしょうか?
それにしては数が少ないですね。
自分ならポイントマンである可能性を考えます。
彼ら2人の後方、視界の範囲外に、迂回部隊の本隊が存在していたとしたらどうでしょう。
次の瞬間、敵部隊があなたを一斉に狩り出しにかかるかもしれないのです。
たった一人で潜伏しているあなたの有利な条件は、自分の位置を敵に知られない事に尽きるわけで、決してこの状況を手放さない事です。

このように、成功させる鍵は射撃を加えるタイミングと自分の腕にかかってきますが、毎回条件が異なる状況にいかに対処できるかは、経験と己の考え方ひとつにかかってきます。
なんのスポーツでも同じですが、自分の判断能力と決断力が勝敗には重要となってきます。
ただの一兵士のうちはそれでもいいのでしょうが、見えている敵だけと戦っていてはチョークリーダーなど務まらず、部隊を有効に動かす事など出来ません。
常に己の能力を向上する努力は惜しまない事ですね。

夏の猛暑、連続する台風に局所的な集中豪雨、そして北海道を襲った大地震・・・
日本ほど自然災害の集中する国も珍しいのではないでしょうか?
この災害で被害を受けられた方々の一日も早い復興と、不幸にも命を落とされた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

では、また。
































Posted by TALON  at 20:53 │Comments(2)

この記事へのコメント
初めまして。
自分はサバイバルゲームは未経験の素人ですが、「コンバット・シューティング」について検索していたところ、このブログがヒットして、いくつか記事を読ませていただきました。

前の記事で書かれておられたクイズについて、今更ながら解答しますが、自分は前衛を先に攻撃すると判断しました。
理由は前衛のほうが単純に近くて命中させやすいという、素人ならではのものです。
自分は射撃技術も戦術眼もないので、とにかく目の前の敵を一人でも減らすことしか意識が回りません。

あと、今回の記事の解答を見て疑問が浮かんだのですが、もし敵の迂回部隊が全力で自分を狩り出すとなるのは、少し考えにくいと思います。
決して負け惜しみで言ってるのではなく、自分がたった一人で潜伏している状況下でこちらの位置が敵に見つかったとして、果たしてその一人のために全力を投入するでしょうか?
敵もチームで行動している以上、こちらもチームで行動しているわけです。
もし敵の立場になって考えてみれば、その一人の兵(つまり自分)は囮かもしれず、狩り出すために部隊を投入した途端に、潜伏させていた伏兵に急襲されることもあり得ると思います。

当然一人で二人の敵を倒せたら理想ではありますが、敵が熟練者であれば、むしろ撃ちもらして逃げ込まれ、居所がバレてしまうケースを想定するほうが、自分としては現実的だと思います。

あくまで素人考えなので、貴方にとっては「釈迦に説法」でしょうが、いかがでしょうか?
Posted by 海老川えび男 at 2018年12月16日 16:09
こんにちは海老川えび男様。
等ブログにおいでいただきありがとうございます。
サバゲ経験の無い方の書き込みというのも珍しいので、興味深く拝見させていただきました。

色々と疑問をお持ちのようなので一つずつお答えしていきます。

最初の疑問であります、もし敵の迂回部隊が全力で自分を狩り出すとなるのは、少し考えにくい。

自分がたった一人で潜伏している状況下でこちらの位置が敵に見つかったとして、果たしてその一人のために全力を投入するだろうか。

敵もチームで行動している以上、こちらもチームで行動しているわけで、
もし敵の立場になって考えてみれば、その一人の兵(つまり自分)は囮かもし狩り出すために部隊を投入した途端に、潜伏させていた伏兵に急襲されることもあり得るのではないか。

この質問に対してお答えします。
自分が指揮官であれば、間違いなく後方の警戒要員以外の兵を全員投入します。
まず、現状で自分には潜伏している敵戦力が不明のため、えび男様が書き込んでいるように、敵チームでのアンブッシュである可能性が高いと判断するためです。
敵戦力が不明の状況で戦力を小出しにしていては思わぬ痛手をこうむる事にもなります。また時間的な問題もありますのでごく短時間でクリアする手段をとります。
これは敵が1人であろうと予測した状況でも同じ事です。
確実に支配地域をクリアしなければ後ろを取られ、結果として迂回が失敗したり、いらぬ出血を伴うことになります。
最後に狩りだされてもどっていく敵兵を良く観察します。
彼の装備を注意し、チームのワッペンなどが無いだろうか?
無線機を装備していないだろうか?
空になっているマグポーチが無いだろうか?
などです。
チームワッペンが装備にあるなら、彼は1人ではないでしょう。
更に空になっているポーチがあるならこの地点での戦闘があったことが予測され、無線機装備であれば、すでに敵側に我々の接近が筒抜けになっていると考えなければなりません。

単なる銀玉鉄砲の撃ち合いでは無い、サバゲの楽しさはこんな頭脳戦術や駆け引きにあると自分は考えます。

続いて、当然一人で二人の敵を倒せたら理想ではありますが、敵が熟練者であれば、むしろ撃ちもらして逃げ込まれ、居所がバレてしまうケースを想定するほうが、自分としては現実的だと思います。

との事ですが、敵が熟練者なら自分たちも熟練者です。
この程度の状況で2人を倒せないようなら、間違いなく自分に叱責されます。
そのために我々タロンチームは日頃のトレーニングを欠かさないようにしている訳です。
単純に技術的な問題であり、2名の敵にダブルタップを刻むのは、少しばかり練習すれば簡単なことです。
ウソでは?。と思われるかも知れませんが、タロンチームのメンバーには空中に放り投げたペットボトルに当てる者など、ザラにおります。

このような答えで納得いただけますでしょうか。
お暇なときでもまた遊びにいらしていただければ幸いです。
Posted by TALONTALON at 2018年12月17日 12:41
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。