2015年02月24日
サイティング
みなさんこんにちは、MBホーネットです。
もう少しで三月です、ここ八戸では少しずつ春の兆しが見えてきました。
風に暖かさを感じたり、日差しが変わってきたり。
ただ気候の変動が激しい時期でもあるので、体調の管理には気をつけてください。
さて皆さん、体調の維持管理と共に体力維持も当然のように肝心です。
リアルな戦闘ゲームであるサバゲは、初心者の方々が思った以上に体力の必要なゲームです。
BDUにブーツ、レガース、ニーガード、ウエストリグ、チェストリグ、首から肩口を覆うカモフラージュネット、ゴーグル、ブッシュハット、指先すらグローブに覆われ外気に触れるのは鼻から下だけ。
それすらフェイスガードでブロックしているセルフプロテクションに徹底しているゲーマーは何も珍しくありません。
身体を覆うこれらの装備は体温の発散を妨げ、30度を超える真夏のゲームでは午前中のゲームを戦っただけで下着からBDUにいたるまで水にでも浸かったようになります。
そして腰と胸を覆うリグには様々なポーチが取り付けられ、ハンドガン、グレネード、ライフルマグ、ハンドガンマグ、ダンプポーチ、特小無線機、耐久ゲームの時にはハイドレーションが追加されます。
肩口に吊るされたタクティカルスリングにはアサルトライフルがスリングされて、その全能力をあなたが開放してくれる時を待っています。
正規軍の機械化歩兵が装備する重量よりはるかに軽いとはいえ、10キロ以上の装備が足首から頭までを包みます。
かっこいいッ! うらやましそうに目を輝かせている初心者に全装備をつけてみると、そのずっしりとした重量感に驚かれます。
これでも必用最小限の物しか装備していないのですが・・・
この状況で戦うのです。
走り、膝を突き、中腰の姿勢を取り、伏せ、時には転がります。
被弾を防ぐために、遮蔽物の陰で不自然な射撃姿勢を取らざる得ない状況での戦闘など当たり前に発生します。
体中にウエイトをくくりつけての、不自然な、そして激しい動きは各関節と筋肉にかなりの負担がかかります。
一番の負担は腰から下に大きく、スポーツなどしていない初心者は、激しい筋肉痛で翌日には階段の上り下りすら困難になる人がいるほどです。
そして普段使わない筋肉を使うために、疲労は倍のスピードで蓄積していきます。
酷使された筋肉と関節はその持ち主の意思通りには動かなくなります。
特に胸郭を押し上げる呼吸と脈打つ心臓の鼓動は精密な操作を要求するガンのコントロールを著しく妨げるのです。
疲れがピークに達するとサイトは大きく揺れ動き、鉛の塊のようにガンの重量を感じ始めると、動き回るターゲットをその中に捉えることなど不可能になります。
この状況で戦ってもただの動く的になるだけです。
激しい疲労で汗が流れ落ち、攻撃どころか動くことも億劫になり、ゴーグルは曇って視界を妨げ、接近してくる敵の姿すら見えなくなってしまいます。
あとは撃たれまくるだけ。
自信を失い、サバゲなんて疲れるだけで何にも面白くない、やめるっ・・・・。
と、いうことになります。
このような事を書き込むと、またお叱りを受けそうですが、最近増えてきたFPS系のシューティングゲームからサバゲに転向された方々にこの傾向が強いように思われます。
去年タロンに体験入隊された方たちの多くはFPS経験者でした。
というか、ほぼ同列のゲームとして考えているように感じました。
彼等が最初に戸惑うのは、チーム内での様々なルール、そしてガンを安全に運用するための細々とした規定、安全面に配慮した取り決めなど、多岐にわたる規約のようです。
確かに仮想空間の画面の中ではそのような事に配慮する必要も無く、指摘されるようなことも無いのでしょう。
チームに入りさえすれば、好きなガンをポンっと渡されてフィールドに入り自由に撃ちまくれる・・・
そんな事は絶対にありません。
全てのルールを理解しそれを守り、自己責任において行動できることがまず最初の前提条件となります。
またそのような配慮を考えてないようなチームに入隊してしまうと、もし重大な事故が起きてしまったときには否応なしに刑事事件もしくは民事事件に巻き込まれるという事態は、多少なりとも考えておく必要があります。
仮想空間のゲームとの大きな違いの一つでしょう。
次に装備をそろえる予算のようですね。
数千円で手に入るゲームソフトと、10万円近く必要なサバゲ装備では格段の開きがあり、おいそれと簡単には手が出ないようです。
そしてもう一つ、体力です。
ネットに書かれているような事は偏見なのだと思っていましたが、痩せすぎていたり、また逆にちょっと体重が重すぎる方々が多いようです。
彼等は一様に体力が無く、たった一時間のトレーニングでさえ持ちません。
ガン一丁の重さを支えかね、腹部を前に突き出してのけぞるようなスタイルでガンを保持します。
そのたびに正しいスタイルになるよう修正を入れるのですが、すぐ元に戻ります。
腹を突き出さないように背中を押さえると両腕が震えだし、ついにはガンを下ろしてしまいます。
これでは戦闘など出来ません。
このように肉体的にも精神的にも未熟な方たちが多かったように思います。
そして皆さん全員が入隊を辞退いたしました。
タロンの体験入隊後に、他のチームの体験入隊を受けた方々の事も耳に入ってきましたが、やはり辞退されたようです。
サバゲというゲームも、必要な装備を揃え、身体を動かし、他人とのコミュニケーションを構築していくスポーツである以上、それなりの心構えがないとできないものです。
話が大きく脱線してしまいました。
何が言いたいのかというと、ガンのサイティングと体力は密接に関係するということです。
まず10キロ近い重量をしょって、一日中山の中を動き回る体力が最低限必要です。
何も筋肉をつけろと言っているわけではありません、むしろマラソンのランナーのような持久力が必要です。
以前自衛隊のメンバーを何人か指導したことがありますが、彼らの射撃技術は殆どサバゲには応用できません。
しかし教えていく過程や肩を並べてゲームをしていくと分かるのですが、驚くべきは彼らの持久力と忍耐力でした。
フィードの中を移動する行動の迅速さや、真夏の耐久ゲームの後にけろっとして雑談している彼らの体力は、到底我々一般人の及ぶところではありません。
強靭な基礎体力に恵まれ、集団行動を基本とした彼らはいくつか基本的な事をレクチャーするだけで、あっという間に手強いゲーマーに変わって行きます。
流石は国軍兵士だなと感心したものです。
本格的にサバゲの始まる二ヶ月間の間はちょうどいいトレーニング期間です、装備の充実も大切ですが、体力面での充実も当たり前に必要です。
これは射撃の技術以前の話です。
まずは身体を鍛えましょう。
全てのスポーツの基本です。
などと大変に偉そうなことを書き込んでいる自分ですが、実は糖尿病と心臓循環器系の病を患っており、年齢による劣えと重なって全盛期の半分ほどの体力しかありません。
それでも腹筋運動を150~200回と、最近取り入れたルームバイシクルで30分から一時間ほどのトレーニングを日課としています。
ただサボるのが大好きな自分の癖で、中々毎日とは行かないのが大問題なのです。
さてここから本題のサィティングのお話になります。
35年以上ガンや兵器関係の本に接してきましたがサィティングの基本というような事を特集している記事はほとんど目にしたことがありません。
不思議なことですが、そのためなのか基本姿勢のできる新人には自衛官以外に目にした事は一度もありません。
新人にガンの構え方をレクチャーしているときに、こう言われた事があります。
「要は前後のサイトを敵に向けて合わせればいいのですよね?」
確かにその通りではありますが、それは最終的な結果なのであって、自分が教えるのはその答えを導き出すための方程式のような物である。と、理解していただければこの書き込みが分かり易いかと思います。
それともう一つ。
最終的な答えは一つなのでしょうが、5+5=10であり、18-8=10でもあるように答えを導き出す方程式はその人の技術や考え方により、無限に存在する物と考えます。
射撃照準に関する方程式には、最適解はあれど絶対的な答えは存在しない。とお考えください。
では射撃の最適解とは何でしょう?
簡単に言えば、シューターの考えているタイミングで、思い描いた弾道の通りにターゲットの照準位置に寸分の誤差も無く着弾することです。
これは実弾であろうと安物のコッキングガンから撃ちだされるBB弾でも同じ事です。
ガンに搭載される様々な照準機はそれを実現させるための補助機にすぎず、最終的な精度を実現するのはあくまでガンを握る人間です。
またハンドガンでは照準機に頼らない射撃というのも存在しますが、それはまた別な機会にお話しましょう。
次は技術的な話に進みます。
ここまででも長くなりましたが、実際に本人を目の前にしてトレーニングするのとは勝手が違い、言葉での説明では必然的に長くなり、また理解しずらいかと思いますが、どうかご容赦を。
もし私当人に覚えがある方、又は近隣で興味のあるの方は、ここに書き込んでいただければ直接御指導することもできるかと思います。
まず、アサルトライフルであれスナイパーライフルであれサイティングの基本はほぼ同じです。
肩、頬、右手、左手の四点でガンを体の中心軸に向かって抱き込むような感覚で構えます。
この時に重要なのは、まず身体に違和感の無いようにリラックスして、立った姿勢に近い状況でガンを構えることです。
極端に頭を前に倒してリヤサイトを覘き込むような姿勢や、片目を閉じたり、また頭を傾けてサイティングする姿勢は、これ全て正確な照準の妨げになります。
次になるべく体の中心に近い位置にストックを当て、頭を真っ直ぐ立てたまま頬骨をぴったりとストックに押し付けます。
続いて右手はセレクターレバーやトリガーに自然に手の届く位置でグリップを握ります。
この時重要なのはセレクター操作よりトリガーコントロールに重点を置いてください。
グリップは強く握らず、女性と握手する程度の感じで十分です。
左手はガンのコントロールに重要なポジションとなります。
ハンドガードをしっかり握り、ストックを肩口に完全に密着させるようにガンを押し付けます。
たまにマガジンやマグウェルを握っているスタイルを目にしますが、これは間違いです。
実際の兵士などもこの位置を握っている事がありますが、これはガンに対する理解不足なためで通常アサルトライフルのマガジンを握っての射撃はジャミングにつながり、マグウェルを握ることは素早いサイティングや精密照準の妨げになります。
そして肩づけ、といわれるストックの密着が甘くなり、ガンが暴れます。
実際にショットガンなどを一発撃てば分かります。
ちょっとでもストックが肩から浮いていれば、蹴っ飛ばされたようにストックが肩に食い込み、頬づけが甘ければ、上に跳ねたストックが頬を叩くのです。
それこそ一発で嫌になります。
次に両足ですが、肩幅かややそれより広く開き右足を半歩から一歩後ろに引き、左のつま先はターゲットに向けます。
続いて体重を六対四か七対三の割合で左足にかけ同時に腰を軽く落とします。
意識しなくても自然にやや前かがみの姿勢になるはずです。
この状態でリヤとフロントのサイトが一直線に右目の前に並ぶように微調整します、当然目の焦点はフロントサイトに合わせるのです。
ダットなどは基本練習の妨げになるだけなので外してください。
あとは鏡の前に立って自分のスタイルを確認してください。
続いて射場に行ってみることをお勧めします。
常に自分のスタイルを意識しながら、10メーターほど先のターゲットの一点に撃ち込む練習を続けてください。
集弾率が向上してきたら一旦肩から外し、ロウレディやハイレディのポジションからの射的を織り交ぜて練習してみてください。
最初はこれだけでいいので、熱心に練習することです。
人によって様々ですが、初心者が完全に身体に覚え込ませるには年単位の時間が必要と考えてください。
そのかわり、きちんと習得できれば、「狙う」という面倒な行為に一々時間をかける必要がなくなってきます。
つまり早く正確に撃つことが幾らでも可能になるという事です。
しっかりしたポジションを取るという事は、構えてからガンをこねくってサイトを合わせるのではなく、構えることとサイティングは同一であると考えることです。
構えた時にはサイティングは終わっており、常に右目とターゲットの間に繋がっている一本の線の上にガンを持ってくるようなイメージに変えていく事がベストです。
ここまでの事が意識せずに自然にできるようになれば、射手として一級になれる素質があると認められます。
継続は力なり。です、がんばりましょう。
長くなってしまいました。
まだまだ書き足りず、上手く説明もできてないのですが、とりあえずここまでとしておきましょう。
言葉とはガンより取り扱いが難しい物かも知れませんね。
百聞は一見にしかず。という言葉通り、自分の稚拙な語学力で正確に皆様にお伝えするのは到底無理なようです。
ガンより語学力を磨く必要性を感じる今日この頃です。
ここ最近、このような小さなブログにも様々な方から意見をいただけるようになりました。
書き込んだ本人が一番驚いております。
遊びがてらおいでくださった方々も時間がありましたら足跡程度で結構です、一筆何か書き残していただければ何より筆者の励みになります。
また何かリクエストがございましたら遠慮なく書きこんでください。
できる限りお答えする所存であります。
ではまた。
もう少しで三月です、ここ八戸では少しずつ春の兆しが見えてきました。
風に暖かさを感じたり、日差しが変わってきたり。
ただ気候の変動が激しい時期でもあるので、体調の管理には気をつけてください。
さて皆さん、体調の維持管理と共に体力維持も当然のように肝心です。
リアルな戦闘ゲームであるサバゲは、初心者の方々が思った以上に体力の必要なゲームです。
BDUにブーツ、レガース、ニーガード、ウエストリグ、チェストリグ、首から肩口を覆うカモフラージュネット、ゴーグル、ブッシュハット、指先すらグローブに覆われ外気に触れるのは鼻から下だけ。
それすらフェイスガードでブロックしているセルフプロテクションに徹底しているゲーマーは何も珍しくありません。
身体を覆うこれらの装備は体温の発散を妨げ、30度を超える真夏のゲームでは午前中のゲームを戦っただけで下着からBDUにいたるまで水にでも浸かったようになります。
そして腰と胸を覆うリグには様々なポーチが取り付けられ、ハンドガン、グレネード、ライフルマグ、ハンドガンマグ、ダンプポーチ、特小無線機、耐久ゲームの時にはハイドレーションが追加されます。
肩口に吊るされたタクティカルスリングにはアサルトライフルがスリングされて、その全能力をあなたが開放してくれる時を待っています。
正規軍の機械化歩兵が装備する重量よりはるかに軽いとはいえ、10キロ以上の装備が足首から頭までを包みます。
かっこいいッ! うらやましそうに目を輝かせている初心者に全装備をつけてみると、そのずっしりとした重量感に驚かれます。
これでも必用最小限の物しか装備していないのですが・・・
この状況で戦うのです。
走り、膝を突き、中腰の姿勢を取り、伏せ、時には転がります。
被弾を防ぐために、遮蔽物の陰で不自然な射撃姿勢を取らざる得ない状況での戦闘など当たり前に発生します。
体中にウエイトをくくりつけての、不自然な、そして激しい動きは各関節と筋肉にかなりの負担がかかります。
一番の負担は腰から下に大きく、スポーツなどしていない初心者は、激しい筋肉痛で翌日には階段の上り下りすら困難になる人がいるほどです。
そして普段使わない筋肉を使うために、疲労は倍のスピードで蓄積していきます。
酷使された筋肉と関節はその持ち主の意思通りには動かなくなります。
特に胸郭を押し上げる呼吸と脈打つ心臓の鼓動は精密な操作を要求するガンのコントロールを著しく妨げるのです。
疲れがピークに達するとサイトは大きく揺れ動き、鉛の塊のようにガンの重量を感じ始めると、動き回るターゲットをその中に捉えることなど不可能になります。
この状況で戦ってもただの動く的になるだけです。
激しい疲労で汗が流れ落ち、攻撃どころか動くことも億劫になり、ゴーグルは曇って視界を妨げ、接近してくる敵の姿すら見えなくなってしまいます。
あとは撃たれまくるだけ。
自信を失い、サバゲなんて疲れるだけで何にも面白くない、やめるっ・・・・。
と、いうことになります。
このような事を書き込むと、またお叱りを受けそうですが、最近増えてきたFPS系のシューティングゲームからサバゲに転向された方々にこの傾向が強いように思われます。
去年タロンに体験入隊された方たちの多くはFPS経験者でした。
というか、ほぼ同列のゲームとして考えているように感じました。
彼等が最初に戸惑うのは、チーム内での様々なルール、そしてガンを安全に運用するための細々とした規定、安全面に配慮した取り決めなど、多岐にわたる規約のようです。
確かに仮想空間の画面の中ではそのような事に配慮する必要も無く、指摘されるようなことも無いのでしょう。
チームに入りさえすれば、好きなガンをポンっと渡されてフィールドに入り自由に撃ちまくれる・・・
そんな事は絶対にありません。
全てのルールを理解しそれを守り、自己責任において行動できることがまず最初の前提条件となります。
またそのような配慮を考えてないようなチームに入隊してしまうと、もし重大な事故が起きてしまったときには否応なしに刑事事件もしくは民事事件に巻き込まれるという事態は、多少なりとも考えておく必要があります。
仮想空間のゲームとの大きな違いの一つでしょう。
次に装備をそろえる予算のようですね。
数千円で手に入るゲームソフトと、10万円近く必要なサバゲ装備では格段の開きがあり、おいそれと簡単には手が出ないようです。
そしてもう一つ、体力です。
ネットに書かれているような事は偏見なのだと思っていましたが、痩せすぎていたり、また逆にちょっと体重が重すぎる方々が多いようです。
彼等は一様に体力が無く、たった一時間のトレーニングでさえ持ちません。
ガン一丁の重さを支えかね、腹部を前に突き出してのけぞるようなスタイルでガンを保持します。
そのたびに正しいスタイルになるよう修正を入れるのですが、すぐ元に戻ります。
腹を突き出さないように背中を押さえると両腕が震えだし、ついにはガンを下ろしてしまいます。
これでは戦闘など出来ません。
このように肉体的にも精神的にも未熟な方たちが多かったように思います。
そして皆さん全員が入隊を辞退いたしました。
タロンの体験入隊後に、他のチームの体験入隊を受けた方々の事も耳に入ってきましたが、やはり辞退されたようです。
サバゲというゲームも、必要な装備を揃え、身体を動かし、他人とのコミュニケーションを構築していくスポーツである以上、それなりの心構えがないとできないものです。
話が大きく脱線してしまいました。
何が言いたいのかというと、ガンのサイティングと体力は密接に関係するということです。
まず10キロ近い重量をしょって、一日中山の中を動き回る体力が最低限必要です。
何も筋肉をつけろと言っているわけではありません、むしろマラソンのランナーのような持久力が必要です。
以前自衛隊のメンバーを何人か指導したことがありますが、彼らの射撃技術は殆どサバゲには応用できません。
しかし教えていく過程や肩を並べてゲームをしていくと分かるのですが、驚くべきは彼らの持久力と忍耐力でした。
フィードの中を移動する行動の迅速さや、真夏の耐久ゲームの後にけろっとして雑談している彼らの体力は、到底我々一般人の及ぶところではありません。
強靭な基礎体力に恵まれ、集団行動を基本とした彼らはいくつか基本的な事をレクチャーするだけで、あっという間に手強いゲーマーに変わって行きます。
流石は国軍兵士だなと感心したものです。
本格的にサバゲの始まる二ヶ月間の間はちょうどいいトレーニング期間です、装備の充実も大切ですが、体力面での充実も当たり前に必要です。
これは射撃の技術以前の話です。
まずは身体を鍛えましょう。
全てのスポーツの基本です。
などと大変に偉そうなことを書き込んでいる自分ですが、実は糖尿病と心臓循環器系の病を患っており、年齢による劣えと重なって全盛期の半分ほどの体力しかありません。
それでも腹筋運動を150~200回と、最近取り入れたルームバイシクルで30分から一時間ほどのトレーニングを日課としています。
ただサボるのが大好きな自分の癖で、中々毎日とは行かないのが大問題なのです。
さてここから本題のサィティングのお話になります。
35年以上ガンや兵器関係の本に接してきましたがサィティングの基本というような事を特集している記事はほとんど目にしたことがありません。
不思議なことですが、そのためなのか基本姿勢のできる新人には自衛官以外に目にした事は一度もありません。
新人にガンの構え方をレクチャーしているときに、こう言われた事があります。
「要は前後のサイトを敵に向けて合わせればいいのですよね?」
確かにその通りではありますが、それは最終的な結果なのであって、自分が教えるのはその答えを導き出すための方程式のような物である。と、理解していただければこの書き込みが分かり易いかと思います。
それともう一つ。
最終的な答えは一つなのでしょうが、5+5=10であり、18-8=10でもあるように答えを導き出す方程式はその人の技術や考え方により、無限に存在する物と考えます。
射撃照準に関する方程式には、最適解はあれど絶対的な答えは存在しない。とお考えください。
では射撃の最適解とは何でしょう?
簡単に言えば、シューターの考えているタイミングで、思い描いた弾道の通りにターゲットの照準位置に寸分の誤差も無く着弾することです。
これは実弾であろうと安物のコッキングガンから撃ちだされるBB弾でも同じ事です。
ガンに搭載される様々な照準機はそれを実現させるための補助機にすぎず、最終的な精度を実現するのはあくまでガンを握る人間です。
またハンドガンでは照準機に頼らない射撃というのも存在しますが、それはまた別な機会にお話しましょう。
次は技術的な話に進みます。
ここまででも長くなりましたが、実際に本人を目の前にしてトレーニングするのとは勝手が違い、言葉での説明では必然的に長くなり、また理解しずらいかと思いますが、どうかご容赦を。
もし私当人に覚えがある方、又は近隣で興味のあるの方は、ここに書き込んでいただければ直接御指導することもできるかと思います。
まず、アサルトライフルであれスナイパーライフルであれサイティングの基本はほぼ同じです。
肩、頬、右手、左手の四点でガンを体の中心軸に向かって抱き込むような感覚で構えます。
この時に重要なのは、まず身体に違和感の無いようにリラックスして、立った姿勢に近い状況でガンを構えることです。
極端に頭を前に倒してリヤサイトを覘き込むような姿勢や、片目を閉じたり、また頭を傾けてサイティングする姿勢は、これ全て正確な照準の妨げになります。
次になるべく体の中心に近い位置にストックを当て、頭を真っ直ぐ立てたまま頬骨をぴったりとストックに押し付けます。
続いて右手はセレクターレバーやトリガーに自然に手の届く位置でグリップを握ります。
この時重要なのはセレクター操作よりトリガーコントロールに重点を置いてください。
グリップは強く握らず、女性と握手する程度の感じで十分です。
左手はガンのコントロールに重要なポジションとなります。
ハンドガードをしっかり握り、ストックを肩口に完全に密着させるようにガンを押し付けます。
たまにマガジンやマグウェルを握っているスタイルを目にしますが、これは間違いです。
実際の兵士などもこの位置を握っている事がありますが、これはガンに対する理解不足なためで通常アサルトライフルのマガジンを握っての射撃はジャミングにつながり、マグウェルを握ることは素早いサイティングや精密照準の妨げになります。
そして肩づけ、といわれるストックの密着が甘くなり、ガンが暴れます。
実際にショットガンなどを一発撃てば分かります。
ちょっとでもストックが肩から浮いていれば、蹴っ飛ばされたようにストックが肩に食い込み、頬づけが甘ければ、上に跳ねたストックが頬を叩くのです。
それこそ一発で嫌になります。
次に両足ですが、肩幅かややそれより広く開き右足を半歩から一歩後ろに引き、左のつま先はターゲットに向けます。
続いて体重を六対四か七対三の割合で左足にかけ同時に腰を軽く落とします。
意識しなくても自然にやや前かがみの姿勢になるはずです。
この状態でリヤとフロントのサイトが一直線に右目の前に並ぶように微調整します、当然目の焦点はフロントサイトに合わせるのです。
ダットなどは基本練習の妨げになるだけなので外してください。
あとは鏡の前に立って自分のスタイルを確認してください。
続いて射場に行ってみることをお勧めします。
常に自分のスタイルを意識しながら、10メーターほど先のターゲットの一点に撃ち込む練習を続けてください。
集弾率が向上してきたら一旦肩から外し、ロウレディやハイレディのポジションからの射的を織り交ぜて練習してみてください。
最初はこれだけでいいので、熱心に練習することです。
人によって様々ですが、初心者が完全に身体に覚え込ませるには年単位の時間が必要と考えてください。
そのかわり、きちんと習得できれば、「狙う」という面倒な行為に一々時間をかける必要がなくなってきます。
つまり早く正確に撃つことが幾らでも可能になるという事です。
しっかりしたポジションを取るという事は、構えてからガンをこねくってサイトを合わせるのではなく、構えることとサイティングは同一であると考えることです。
構えた時にはサイティングは終わっており、常に右目とターゲットの間に繋がっている一本の線の上にガンを持ってくるようなイメージに変えていく事がベストです。
ここまでの事が意識せずに自然にできるようになれば、射手として一級になれる素質があると認められます。
継続は力なり。です、がんばりましょう。
長くなってしまいました。
まだまだ書き足りず、上手く説明もできてないのですが、とりあえずここまでとしておきましょう。
言葉とはガンより取り扱いが難しい物かも知れませんね。
百聞は一見にしかず。という言葉通り、自分の稚拙な語学力で正確に皆様にお伝えするのは到底無理なようです。
ガンより語学力を磨く必要性を感じる今日この頃です。
ここ最近、このような小さなブログにも様々な方から意見をいただけるようになりました。
書き込んだ本人が一番驚いております。
遊びがてらおいでくださった方々も時間がありましたら足跡程度で結構です、一筆何か書き残していただければ何より筆者の励みになります。
また何かリクエストがございましたら遠慮なく書きこんでください。
できる限りお答えする所存であります。
ではまた。
2015年02月06日
ハンドガン
こんにちは、MBホーネットです。
寒い日が続いてますね。
春のシーズン到来までまだ二ヶ月以上、まだまだ長い待機時間が続きます。
皆様も風邪、インフルエンザに気をつけて春を待ちましょう。
先日、岩手小岩井農場冬祭りに行ってきました。
17時に友人のパジェロに乗り込み、久慈道から八戸自動車道に入り、一路盛岡を目指しました。
この時期には珍しく道路コンディションも天候も良好で、予定どうりに行くはずだったのですが、信じられない事に車両火災のため西根~滝沢間が通行止めとなり・・・・・

ちょうど帰宅時間なのと、大型車両の群れに阻まれて西根インターを降りるまでに50分近く時間がかかりました、おまけに下道は大渋滞。
到底間に合うべきも無く、帰りの道を検討していたところ、更にありえない事に今度は反対車線の松尾~安代間が事故のために通行止めに・・・!?

もう笑うしかありません。
自分が乗っている高速道路が両面通行止めで、行きも帰りも道を塞がれるという事態は高速道路を走りなれているトラックドライバーの方々にしても、そう体験できない現象だと思います。
しかし現実という物は不思議なもので、考えられる事態は全てこれ起こりうることなのです。
よくテレビの報道番組でインタビューされた方たちが「こんな事が実際に起こるとは思わなかった」とか「まさか隣に住んでいる人が犯人だなんて考えもしなかった」などと驚きの言葉を口にします。
また番組のコメンテーターたちが、なぜこの事件を事前に防げなかったのか?
というような疑問を投げかけてきます。
ここからはかなり私見の入った自分なりの考えなので、御気に触った方たちは、世を知らぬ者の戯言と理解していただければ幸いです。
まず、事件を未然に防ぐことなど超能力者でもなければ到底不可能です。
また今の日本で、仮に未来を見通すような能力者が事件を予告したとしても、頭のおかしい人物として一蹴されるだけで誰も信じようとしないでしょう。
日本の警察機構は人員も組織も装備も世界的に見ても優秀で犯罪者の検挙率もトップクラスです。
しかし、このような強力な公安組織を有する日本でも、また世界中のどの国でも完全に犯罪を防ぐことなど不可能なことは考えるまでも無くお分かりかと思います。
では犯罪に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、第一に危険な場所には近づかない、危険な時間に一人歩きしない。
これだけで殆どの危険を退けることができると考えます。
例えば深酔いして薄暗い路地に迷い込んだりすれば、犯罪者たちに襲ってくれと叫んでいるようなものです。
大きな公園などは子供たちが遊び、老人たちの憩いの場になっていますが、深夜ともなると得体の知れない者たちの絶好の隠れ場となります。
しかし最近では日中ですら、おかしな変質者に子供が襲われるような痛ましいニュースを目にするような機会が多くなってきましたね。
常に油断は大敵です。
このように場所や時間をよく考えて街中を移動すれば、変な犯罪に巻き込まれるような事態を未然に防ぐことが可能となってきます。
ではストーカーのように特定の人物をターゲットとした犯罪から自分を守らなければならないとしたら、あなたはどのような手段を取りますか?
日本では考えられないことですが、諸外国ではハンドガンのキャリーが許されている国々がごく一般です。
この場合のキャリーとは、例えば射撃場にガンを持っていくというのではなく、護身用としてハンドガンを持ち歩くという意味です。
つまり自分を含む、なんの罪もない一般人が犯罪者の驚異にさらされたときには、そのガンを使って反撃しても良いということなのです。
ただこれには厳しい制約もあり、過去に犯罪歴や違法薬物の使用歴が無く、指定された講習やテストを受け、コンシールズキャリーのライセンスを持っていること。
次に対象者に向けて発砲したときの状況を追求、捜査されること。
そしてもし発砲した銃弾が対象者を外れ、関係のない第三者に当たった時には、その責任を負わなければならないこと。
こんなところでしょうか。
国々やその国の地域によっては厳しく制約されていたり、または全くの野放し状態であったりというような違いはありますが、「自分の身は自分で守る」というのが諸外国の常識だということはご理解してください。
ここから今回の主題であるハンドガンについてお話しましょう。
昔は護身用の最小限の火器という位置づけでしたが、近代ではインドアのような複雑な構造物を攻略するための攻撃型兵器という形にガンと戦術が進化しています。
15発以上の装弾数とアンダーレールに様々なアクセサリーを取り付けることが可能な近代のオートマチックは建物の中の様に限定的な空間では非常に効果的なガンであり、身につけて持ち歩くことのできる唯一のガンです。
しかしその反面使いこなすのは非常に難しいガンであり、基本からしっかりと習熟していかないと上達することは困難でしょう。
それは我々ゲーマーが手にするハンドガンでも同じことであり、正しい知識とたゆまぬ訓練が必要となります。
どこから聞き込んできたのか分かりませんが、ハンドガンは5メーター以上離れると当たらないなどと言っている人がたまにいますね。
実際には100ヤード先のマンターゲットに9ミリ弾を撃ち込むシューターは何も珍しくありません。
要は当たらないのではなく当てることができないだけなのです。
これは全てのガンについて言えることですが、名前の通ったメーカーのごく普通のガンであれば当たり前にターゲットを穴だらけにできます。
ただ、特にハンドガンはシューターの腕のレベルが大きく精度に反映されるガンだという事は忘れないでください。
正しいハンドリング、正しいスタンス、正しいサイティング、正しい体重移動、そして正しい目標選定と判断力。
これらが全て整わないとターゲットへの必中はありえません、そしてそれは早く撃とうとすればするほど難しくなり、高度なテクニックが必要となってくるのです。
自分はゾンビ映画が大好きでよく映画館に足を運びますが、特にガンのトレーニングなどしている訳でもない民間人が他人から渡されたり、ガンショップから手に入れた初めて握るガンで、ゾンビたちから逃げ回りながら見事なヘッドショットを決めていくシーンを良く目にしますが、現実の世界でそのような事は100%ありえません。
彼らの撃った弾はカスリもせず、そしてローディングすらろくにできずにゾンビの大群に囲まれ、間違いなく全滅します。
映画のアクションシーンなどにとらわれず、専門誌を良く読むかインストラクターについて地道に練習していきましょう。
それが上達の一番の近道です。
タロンでのハンドガントレーニングはまずガンの選定規準から入ります。
人それぞれ、好みの異性のタイプが皆違うように、様々な選択がありますが、ことが戦闘についての話なのであまりおかしなガンに固執するようですと、自分が状況を説明して理解してもらうようにしています。
チームのカバーが絶対条件であるインドアコンバットで、ろくに当たらないようなガンが自分の援護に入るなどという状況は考えたくないからです。
従って全員がマルイのハンドガンという事になります。
チームメンバーのガンはグロックが最も多く、残りがガバ系とベレッタ系、シグ系です。
どれも一級のハンドガンなので特に問題はないのですが、入隊してくる初心者に関してはハンマーの露出しているガバ系を進めています。
グロックのようなストライカー構造のガンは、その状態が見ただけでは判断できず、暴発させる危険性が高いからです。
自分はここ何十年もグロックを愛用しいてます。
確かに素晴らしいハンドガンですが、実銃のようにコッキングやローデ゛ィングのインジケーターがないので、未だに手にするときは気を遣うガンでもあります。
しっかりした取り扱いマナーを身につけましょう。
続いて購入予定のガンを実際にハンドルし、撃ってみる事です。
握った時点で違和感のむあるガンは今までの経験上ほぼ間違いなくその人間に合いません。
少なくとも自分はそうでした。
最近のガンはよく考えられており、手の大きさに合わせてバックストラップの交換が可能なガンも数種類出ててきています。
手の小さい自分は昔からこの問題に悩んでいましたが、時代は変わるものです。
しかし手の大きさだけでは解決できないのが、ハンドルした時のグリップ感やバランス、サイティングの感覚などで、今までで最高だと感じたのはマルイのグロック17Cです。
逆に最低だと思ったのはFN5.7ですね。
近代のガンにしては珍しく、到底実戦には持ち込みたくないガンだと思いました。
あとは個人の感性の問題です。
いい相棒を選んでください。
続いて射撃トレーニングに入りますが、以前もブログに書いたとおり、選んだガンと同じレベルで優れたホルスターが必要です。
この二つが揃わないとトレーニングはできません。
まずは基本姿勢になるようにポジションを矯正しながら、ターゲットの一点に弾を集中させる撃ち方を繰り返します。
続いてダブルタップ、更にトリプルタップ、そしてマグチェンジ。
そして左手のスイッチと右手と同じトレーニングを繰り返します。
これを体に染み付くまで練習させるわけですが、簡単には行きません。
無意識にスムーズな操作と射撃が身につくまでは年単位のトレーニングが必要であり、これにスピードと正確さを追求するとなると、ゴールはなくなります。
ここまででとりあえずの及第点が出てから、ホルスターからのドローイングを教えていきます。
最初は決してドローに速さを求めないでください。
なぜかというと、数ある競技の中でファーストドローが最も暴発事故の事例が多いからです。
素早いドローなどというものは、まだまだ遥か先の話だと考えてください。
ゆっくりとした、力の抜けた動作で確実にガンのグリップをハンドルしてください。
ドローしてから握りなおすようなことはガンの落下を招きかねないので確実にハンドルしてからドローすることです。
銃口が絶対にターゲット以外の物に向かないように、そしてターゲットにガンが向くまでは、間違ってもトリガーガードに指が入ってはいけません。
始めはスピードなどではなく、ガンが確実にターゲットを捉えることと、絶対に暴発させないことを意識してドローの練習をしてください。
例えばシューティングマッチなどでハンドガンを暴発させて第三者に怪我を負わせた場合は、傷害事件に発展しかねません。
サバゲフィールドで人を撃つ行為とは全く違うのだという事を肝に銘じてください。
なぜここまで厳しく書き込むかと言うと、ガンの本場であるアメリカでの暴発事故の事例で常にトップとなるガンはハンドガンであり、そのなかでもオートがダントツです。
当然我々ゲーマーが手にするハンドガンにも同じ危険性が常に付きまとっているからです。
とりあえずハンドガンの基本的なトレーニングの一例をあげてみました。
まだ書き足りないところもありますが、それは今度の機会としましょう。
小学生の男の子が路上で刺され、死亡という事件が起きました。
犯人はいまだ逃げ回っているようです。
残された御両親、遺族、そして友人の方々にはかける言葉もありません。
一刻も早く犯人の逮捕を願うと共に、このような卑劣な犯罪者には人権など存在せず、法が許す最高刑をもって対処するべきだと願うばかりであります。
ではまた。
寒い日が続いてますね。
春のシーズン到来までまだ二ヶ月以上、まだまだ長い待機時間が続きます。
皆様も風邪、インフルエンザに気をつけて春を待ちましょう。
先日、岩手小岩井農場冬祭りに行ってきました。
17時に友人のパジェロに乗り込み、久慈道から八戸自動車道に入り、一路盛岡を目指しました。
この時期には珍しく道路コンディションも天候も良好で、予定どうりに行くはずだったのですが、信じられない事に車両火災のため西根~滝沢間が通行止めとなり・・・・・

ちょうど帰宅時間なのと、大型車両の群れに阻まれて西根インターを降りるまでに50分近く時間がかかりました、おまけに下道は大渋滞。
到底間に合うべきも無く、帰りの道を検討していたところ、更にありえない事に今度は反対車線の松尾~安代間が事故のために通行止めに・・・!?

もう笑うしかありません。
自分が乗っている高速道路が両面通行止めで、行きも帰りも道を塞がれるという事態は高速道路を走りなれているトラックドライバーの方々にしても、そう体験できない現象だと思います。
しかし現実という物は不思議なもので、考えられる事態は全てこれ起こりうることなのです。
よくテレビの報道番組でインタビューされた方たちが「こんな事が実際に起こるとは思わなかった」とか「まさか隣に住んでいる人が犯人だなんて考えもしなかった」などと驚きの言葉を口にします。
また番組のコメンテーターたちが、なぜこの事件を事前に防げなかったのか?
というような疑問を投げかけてきます。
ここからはかなり私見の入った自分なりの考えなので、御気に触った方たちは、世を知らぬ者の戯言と理解していただければ幸いです。
まず、事件を未然に防ぐことなど超能力者でもなければ到底不可能です。
また今の日本で、仮に未来を見通すような能力者が事件を予告したとしても、頭のおかしい人物として一蹴されるだけで誰も信じようとしないでしょう。
日本の警察機構は人員も組織も装備も世界的に見ても優秀で犯罪者の検挙率もトップクラスです。
しかし、このような強力な公安組織を有する日本でも、また世界中のどの国でも完全に犯罪を防ぐことなど不可能なことは考えるまでも無くお分かりかと思います。
では犯罪に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、第一に危険な場所には近づかない、危険な時間に一人歩きしない。
これだけで殆どの危険を退けることができると考えます。
例えば深酔いして薄暗い路地に迷い込んだりすれば、犯罪者たちに襲ってくれと叫んでいるようなものです。
大きな公園などは子供たちが遊び、老人たちの憩いの場になっていますが、深夜ともなると得体の知れない者たちの絶好の隠れ場となります。
しかし最近では日中ですら、おかしな変質者に子供が襲われるような痛ましいニュースを目にするような機会が多くなってきましたね。
常に油断は大敵です。
このように場所や時間をよく考えて街中を移動すれば、変な犯罪に巻き込まれるような事態を未然に防ぐことが可能となってきます。
ではストーカーのように特定の人物をターゲットとした犯罪から自分を守らなければならないとしたら、あなたはどのような手段を取りますか?
日本では考えられないことですが、諸外国ではハンドガンのキャリーが許されている国々がごく一般です。
この場合のキャリーとは、例えば射撃場にガンを持っていくというのではなく、護身用としてハンドガンを持ち歩くという意味です。
つまり自分を含む、なんの罪もない一般人が犯罪者の驚異にさらされたときには、そのガンを使って反撃しても良いということなのです。
ただこれには厳しい制約もあり、過去に犯罪歴や違法薬物の使用歴が無く、指定された講習やテストを受け、コンシールズキャリーのライセンスを持っていること。
次に対象者に向けて発砲したときの状況を追求、捜査されること。
そしてもし発砲した銃弾が対象者を外れ、関係のない第三者に当たった時には、その責任を負わなければならないこと。
こんなところでしょうか。
国々やその国の地域によっては厳しく制約されていたり、または全くの野放し状態であったりというような違いはありますが、「自分の身は自分で守る」というのが諸外国の常識だということはご理解してください。
ここから今回の主題であるハンドガンについてお話しましょう。
昔は護身用の最小限の火器という位置づけでしたが、近代ではインドアのような複雑な構造物を攻略するための攻撃型兵器という形にガンと戦術が進化しています。
15発以上の装弾数とアンダーレールに様々なアクセサリーを取り付けることが可能な近代のオートマチックは建物の中の様に限定的な空間では非常に効果的なガンであり、身につけて持ち歩くことのできる唯一のガンです。
しかしその反面使いこなすのは非常に難しいガンであり、基本からしっかりと習熟していかないと上達することは困難でしょう。
それは我々ゲーマーが手にするハンドガンでも同じことであり、正しい知識とたゆまぬ訓練が必要となります。
どこから聞き込んできたのか分かりませんが、ハンドガンは5メーター以上離れると当たらないなどと言っている人がたまにいますね。
実際には100ヤード先のマンターゲットに9ミリ弾を撃ち込むシューターは何も珍しくありません。
要は当たらないのではなく当てることができないだけなのです。
これは全てのガンについて言えることですが、名前の通ったメーカーのごく普通のガンであれば当たり前にターゲットを穴だらけにできます。
ただ、特にハンドガンはシューターの腕のレベルが大きく精度に反映されるガンだという事は忘れないでください。
正しいハンドリング、正しいスタンス、正しいサイティング、正しい体重移動、そして正しい目標選定と判断力。
これらが全て整わないとターゲットへの必中はありえません、そしてそれは早く撃とうとすればするほど難しくなり、高度なテクニックが必要となってくるのです。
自分はゾンビ映画が大好きでよく映画館に足を運びますが、特にガンのトレーニングなどしている訳でもない民間人が他人から渡されたり、ガンショップから手に入れた初めて握るガンで、ゾンビたちから逃げ回りながら見事なヘッドショットを決めていくシーンを良く目にしますが、現実の世界でそのような事は100%ありえません。
彼らの撃った弾はカスリもせず、そしてローディングすらろくにできずにゾンビの大群に囲まれ、間違いなく全滅します。
映画のアクションシーンなどにとらわれず、専門誌を良く読むかインストラクターについて地道に練習していきましょう。
それが上達の一番の近道です。
タロンでのハンドガントレーニングはまずガンの選定規準から入ります。
人それぞれ、好みの異性のタイプが皆違うように、様々な選択がありますが、ことが戦闘についての話なのであまりおかしなガンに固執するようですと、自分が状況を説明して理解してもらうようにしています。
チームのカバーが絶対条件であるインドアコンバットで、ろくに当たらないようなガンが自分の援護に入るなどという状況は考えたくないからです。
従って全員がマルイのハンドガンという事になります。
チームメンバーのガンはグロックが最も多く、残りがガバ系とベレッタ系、シグ系です。
どれも一級のハンドガンなので特に問題はないのですが、入隊してくる初心者に関してはハンマーの露出しているガバ系を進めています。
グロックのようなストライカー構造のガンは、その状態が見ただけでは判断できず、暴発させる危険性が高いからです。
自分はここ何十年もグロックを愛用しいてます。
確かに素晴らしいハンドガンですが、実銃のようにコッキングやローデ゛ィングのインジケーターがないので、未だに手にするときは気を遣うガンでもあります。
しっかりした取り扱いマナーを身につけましょう。
続いて購入予定のガンを実際にハンドルし、撃ってみる事です。
握った時点で違和感のむあるガンは今までの経験上ほぼ間違いなくその人間に合いません。
少なくとも自分はそうでした。
最近のガンはよく考えられており、手の大きさに合わせてバックストラップの交換が可能なガンも数種類出ててきています。
手の小さい自分は昔からこの問題に悩んでいましたが、時代は変わるものです。
しかし手の大きさだけでは解決できないのが、ハンドルした時のグリップ感やバランス、サイティングの感覚などで、今までで最高だと感じたのはマルイのグロック17Cです。
逆に最低だと思ったのはFN5.7ですね。
近代のガンにしては珍しく、到底実戦には持ち込みたくないガンだと思いました。
あとは個人の感性の問題です。
いい相棒を選んでください。
続いて射撃トレーニングに入りますが、以前もブログに書いたとおり、選んだガンと同じレベルで優れたホルスターが必要です。
この二つが揃わないとトレーニングはできません。
まずは基本姿勢になるようにポジションを矯正しながら、ターゲットの一点に弾を集中させる撃ち方を繰り返します。
続いてダブルタップ、更にトリプルタップ、そしてマグチェンジ。
そして左手のスイッチと右手と同じトレーニングを繰り返します。
これを体に染み付くまで練習させるわけですが、簡単には行きません。
無意識にスムーズな操作と射撃が身につくまでは年単位のトレーニングが必要であり、これにスピードと正確さを追求するとなると、ゴールはなくなります。
ここまででとりあえずの及第点が出てから、ホルスターからのドローイングを教えていきます。
最初は決してドローに速さを求めないでください。
なぜかというと、数ある競技の中でファーストドローが最も暴発事故の事例が多いからです。
素早いドローなどというものは、まだまだ遥か先の話だと考えてください。
ゆっくりとした、力の抜けた動作で確実にガンのグリップをハンドルしてください。
ドローしてから握りなおすようなことはガンの落下を招きかねないので確実にハンドルしてからドローすることです。
銃口が絶対にターゲット以外の物に向かないように、そしてターゲットにガンが向くまでは、間違ってもトリガーガードに指が入ってはいけません。
始めはスピードなどではなく、ガンが確実にターゲットを捉えることと、絶対に暴発させないことを意識してドローの練習をしてください。
例えばシューティングマッチなどでハンドガンを暴発させて第三者に怪我を負わせた場合は、傷害事件に発展しかねません。
サバゲフィールドで人を撃つ行為とは全く違うのだという事を肝に銘じてください。
なぜここまで厳しく書き込むかと言うと、ガンの本場であるアメリカでの暴発事故の事例で常にトップとなるガンはハンドガンであり、そのなかでもオートがダントツです。
当然我々ゲーマーが手にするハンドガンにも同じ危険性が常に付きまとっているからです。
とりあえずハンドガンの基本的なトレーニングの一例をあげてみました。
まだ書き足りないところもありますが、それは今度の機会としましょう。
小学生の男の子が路上で刺され、死亡という事件が起きました。
犯人はいまだ逃げ回っているようです。
残された御両親、遺族、そして友人の方々にはかける言葉もありません。
一刻も早く犯人の逮捕を願うと共に、このような卑劣な犯罪者には人権など存在せず、法が許す最高刑をもって対処するべきだと願うばかりであります。
ではまた。