2014年09月02日

マナーその3

こんにちはMBホーネットです。

やっと太陽が顔を出してきましたね。
雨と曇り空にはうんざりです。
9月になりましたが、秋は気温もぐっと下がりサバゲに最も適した季節になります。
シーズンオフに入るまであと3ヶ月、週末は晴れて欲しいものです。

今回はサバゲにおけるマナーについてお話したいと思います。
前回ではガンの取り扱いについてお話しました。
これはサバゲのに必要なマナーとは似て異なるものと考えてください。
言わばガンの取り扱いマナーは自動車の取り扱いマニュアル、サバゲのマナーとはその自動車での道路の走り方のルールような物と考えてくだされば分かり易いかと思います。
まず二つのマナーの大きな違いは、前者はガン、装備というハードに対する取り扱いのマナーであり、後者はフィールドでゲームを楽しむ敵、味方、つまり人間というソフトに関するマナーということです。
したがってサバゲのマナーというのは多岐にわたり、いささか複雑に感じるかもしれません。
順を追って説明していきましょう。

まずは自分が向かうフィールドや交流戦で提示されたレギュレーション又はルールを熟読することです。
たったそれだけの事をしなかったがためにレギュレーション違反を取られも、もしかしたら勝ちゲームをひっくり返される可能性もあるのです。
もしそのような失策をやらかしてしまったら、恥ずかしくて二度とそのフィールドに行けなくなるかもしれません。
ルールを良く理解する。
どのようなスポーツでも当たり前の事ですよね。
次に最初のフィールドでは運営の方たちから説明があると思います。
この時点で疑問なことがあれば質問し不明な事は全て解消しましょう。
このあと弾速測定など所定な手続きが終わりフィールドに入ります。
あなたは完全装備でフィールドに入りスタートの合図があるまで待機状態です。
もしこの時点で作戦指示を出している者や作戦内容を検討しているグループがいたらそばに寄り、その内容を聞いてみることが必要です。
そうすれば味方の動きやそのグループの行動が理解できるので、あなたはそのグループまたは味方全体の動きに連動した動きを心がければいいのです。
逆に敵を出し抜いてやろうなどと、勝手に動き回るのは余り感心しません。
味方の隠密行動をぶち壊しにしてしまったり、おかしな所ををうろついていると味方に撃たれたりします。
ちょっと話がそれますが、味方に誤射されることをフレンドリーファイヤー、又は後ろ弾と言います。
撃たれた方に言わせれば非常に腹立たしい過失で、味方全体にしても最も注意して欲しい間違いの一つです。
これは撃つほうにしても撃たれたほうにしても初心者やスキルの低い者が起こす錯誤の一つで大人数が集まった大きな大会では良く目にする光景です。
自分も、過去何度も後ろから撃たれました。

これは花巻で開催された、ある大きな大会のときです。
その大会では、深いブッシュで構成されたナム戦の時のジャングルみたいなフィールドで人一人がようやく通り抜けられるような小道が所々に散在しているだけで、後は丘と谷でがルートに横たわっています。
ブッシュの深いところではそれこそ3メーター先の敵も見えず、弾も通らないというただ移動するだけでも苦労するような、とてつもないフィールドでした。
自然と散在している開けた地点が主戦場となり始め、その地点で敵味方の侵攻が止まってしまうために激戦区となってしまいます。
自分たちもその激戦区に差しかかった時でした、自分と新人のチームメンバーが一人という状況で前線に突入してしまい、2メーター程も落差のある谷の入り口にかかった時に谷の底に多数の敵影を発見。
普通であれば兵力差が圧倒的過ぎて攻撃しづらい状況なのですが様々な遮蔽物が混在する谷の上からの撃ち下ろしという地形効果的に有利な条件だったので攻撃に踏み切りました。
谷の上を移動しながらの銃撃で視界に存在する敵を全て排除、匍匐侵攻してくる複数の影を撃退、撃破数が片手の指二本分に届く辺りでようやく敵の攻撃力が限界に達したようで、一時侵攻は止まりました。
しかし、複数の話し声や移動音がいまだ止まらないために敵の二次攻撃を警戒した自分は現位置から谷の淵を反時計回りに移動しようと考えました。
自分の背中を援護してくれているメンバーに合図を送り、ブッシュから道路に出たときです。
ありえない方向からの銃声が響き、中距離からのフルオートの強烈な火線が彼を捉え、自分のいるブッシュにも何発か飛び込んできました。
慌てて回避したものの、敵側からもガサゴソという接近してくる移動音が聞こえてきます。
結局は味方か敵か分からぬような弾を浴び、額に青筋を浮かべながらフィールドから退去することとなりました。
帰る途中に銃撃してきたブッシュを確認、3~4人の人影が沈んでいました。
当然マーカーの色はおなじで味方です。
その場で足を止め、腹立たしい思いで30秒ほど彼らを注視していました。
当然彼らも気が付いているはずです。
最初に撃たれた者はブッシュの外に体をさらしていた状況で誤射されたのでマーカーは見えていたはず、更に自分たちが撃ち込んだブッシュからはおなじカラーのマーカーをつけた者が出てくるのですから・・・
結局彼らからはなんの謝罪の言葉もなく、やりきれない思いでその場から足取り重く待機所に戻っていきました。

何の考えもなく、敵味方の識別すらできない者がサバゲフィールドに入ってくるとこのような事になります。
最近の大きな大会でもフレンドリーファイヤーが続出したそうです。
それはある特定のチームがやらかしたことで、他にもちょっと信じられないようなルール違反を聞きました。
後ろ弾を食らったのでしょう。
ある方は、「撃ち返してもいいものなら、撃ちたいよっ!」
彼の気持ちは十分理解できますし、自分なら撃ち返すかもしれません。
これはマナー違反の一つなのでしょうが、味方の戦線に重大な危機を及ぼすようなチームをほおっておくわけにはいかないからです。
個人ならまだしも、チームでやっているとなると到底看過できないのです。
どこのメンバーであるか仔細に観察し本営に抗議です。
こんな事を繰り返していてはどこのチームとも、どんな大会でも敬遠され、いずれサバゲ自体ができなくなってしまうであろうことは、考えるまでもないことでしょう。
人影が見えたら、何であれろくに確認もせずに発砲する者や、前に味方がいるのにバリケードからガンを突き出して弾をばら撒くような者は敵側であれ味方側であれ、おなじフィールドにいてほしくありません。
まず考えなくても分かることですが、銃声が交錯しているというのは敵味方が撃ち合っているわけで、その状況に介入するにはしっかりした識別が必要になってくるわけです。

一例を挙げますが、これは小隊指揮官クラスの指揮です。
初心者には分かりずらいかも知れないですが、いずれこのような状況を作れるようになるまで努力してみてください。
またこのような戦術も楽しめるのがサバゲの醍醐味の一つでもあります。

まずは大きな大会で状況の分からない戦闘に遭遇したら・・・
味方の侵攻ルートからどちら側の銃声が味方であるか予測し、可能であれば無線機又は斥候を出してこちらの存在と位置を交戦中の味方に知らせ、合流すべきかまたは敵を挟みこめるような侵攻ルートを模索します。
自分たちの戦力が個人や少数の時は状況が落ち着くまで無理に戦闘に介入せずに、戦闘が一段落するまで待ちます。
味方が優勢ならば敵方の銃声が途絶えてから味方とコンタクトを取ればいいし、劣勢であれば戦闘音が近づいてきますのでアンブッシュの態勢に入り慎重に前方を観察していればヒットされたり後退してくる味方が見えてくるはずです。
後退してくる味方に自分たちの位置を知らせ、味方と共に迎撃体制を整えていればいずれ嫌でも敵カラーのマーカーを付けた者たちがあなたの視界に入ってきます。
まずは慎重に状況を観察してください、後退を援護している味方はどの辺りにいるか、敵の戦力はどのくらいか、指揮官と思われる者はいるか、現戦力で敵を押し返せるか・・・・・
できるだけ敵をひきつけて攻撃指示が届く範囲にいる者全員に一斉射撃を指示してください。
敵影が見えていなくても構いません。
敵が隠れていそうなブッシュや味方が撃ち込んでいる木陰、侵攻してくる小道の両側などマガジンを丸々1~2本使い切ってしまう感覚で撃ち込むのです。
敵味方双方からヒットコールが連続し、アンブッシュが成功すれば30秒もすると銃声も途切れ途切れになり、静かになります。
今度はこちら側の番です。
残っている戦力をかき集めて後退している敵側に打撃を与えなくてはなりません。
敵も戦力を再集結すればすぐにでも迎撃体制をとってくるはずですから・・・・

なんかストーリー仕立てになってしまいましたが、サバゲの巧者同士が集まると自然と連携状態が生まれます。
青森のB.A.Pさん主催のゲームなんかは上手い方が多いので、攻める時は気を抜けない一方、周りの味方はお互いの仕事を心得ているので非常に頼れる存在となります。

話が大きく跳んでしまいました。
サバゲは高度な意思の疎通、個人のスキルが連動しないと勝つことが難しいゲームです。
それは野球でもサッカーでも同じことですが、クラブに入って練習すればコーチや先輩方があなたを指導してくれます。
いきなりフィールドに入るあなたには残念ながらそれがありません。
したがって古参の方々の話をよく聞き、色々と教えてもらうことが上達の近道です。
また自分でも専門誌などをよく読み理解を深めるべきです。
そしてフィールドの仲間とよく話をし、彼らの作戦に協力して少しづつ戦闘を学んでいきましょう。
もし、味方を誤射してしまったりフルオートを撃ち込みすぎてしまった。又は、味方の作戦の邪魔をしてしまったと感じたときには状況を説明し素直に謝罪しましょう。
これは人と人とのマナーです。

最近のサバゲ記事を読むと、サバゲは簡単だ。とか、ゴルフと違って手軽にできる。
というような内容のレポートを目にします。
ですが、自分は真逆の事を言います。
サバゲは非常に難しいゲームです。
何も知らない初心者が一人で入っていくには壁の多い趣味なのです。
ガンを一丁手に入れてフィールドを走り回っているときは夢中で何も感じないかと思います。
ですが、カンの鋭い人たちは何か違和感を覚えてくるかもしれません。
せっかく手に入れた装備と楽しい趣味です。
挫折したり、お互い不快な思いをしないためにもマナーと気配りは常に必要です。

ここまでのお付き合い、ありがとうございます。
次回はマナーのお話を締めくくりたいと思います。

先ほど自分がいつも依頼している、ある高名なガンスミスから「出来上がったので送ります」とのメールが来ました。
MASADA 2nd
2丁めのMAGPUL MASADAなのですが、もう一丁の中距離攻撃用に作ったマサダと微妙にセッティングを変えて近距離制圧戦仕様にチューンしてもらいました。
実戦投入が楽しみです。

ではまた、







Posted by TALON  at 17:38 │Comments(3)

この記事へのコメント
初めまして。

 トイガンを実銃として扱う者です。

概ね意見には賛同できますが、少し引っ掛かる点

をいくつか書かせていただきます。

先ずはフレンドリーファイヤについてですが、確かに

意識の低く、なとも思わずにフレンドリーファイヤ

をしている方もおられますが、それただただ怒るのではなく

お互いギクシャクしないように指摘してあげるのも必要ではないかと思います。

初対面で難しいかもしれませんが。

話せばわかりあえることもありますから心にゆとりを持つのも古参の役目

ではないでしょうか。

あともう1点ですが、戦術、作戦についてですが、初心者、慣れない人に

それを要求するのはムリですから自分たちのレベルに合わせる、ではなく

初心者に合わせてあげる、引っ張ってあげる、こう考えた方が心のゆとり

なると自分は思っています。

高度な連携をやりたいなら貸しきり、戦力差をつけて

初心者チームvs古参チーム等 要求するばかりでなく余裕があるからこそ

生まれる発想でゲームを工夫すれば、古参も初心者さんも楽しめるんでは

ないでしょうか?

自分が各地にサバゲ行脚して得た短い人生のなかで思ったことです。

追記ですが、空に上がった弾は仮に怪我の程度が低くてもどこに落ちるか

わからないという点で着弾まで自分が管理出来ないので必要なければ

ストレートダウン、銃を真下に向けるのがよいと思います。

これは銃を携行した場合ですから保管時等は考慮していません。

 意識の高い方々を見ると嬉しい限りです。(*^^*)

意識の底上げ頑張りましょう!

最後になりますが考え方は人それぞれ、戦術同様、絶対は存在せず、正解

もないと自分は思っています。

駄文失礼いたしました。
Posted by seaman at 2014年09月03日 15:03
こんにちはseaman様

当ブログにおいでいただきありがとうございます。
早速のご意見中々傾聴するに値するお話でした。
このように古参の方やチームリーダーの方々の意見も伺いたくこのブログを立ち上げた一面もあります。

seaman様の仰るとおり、初心者を引き上げてやるのも古参の仕事であり、自分もそろそろ先行きの見えてくる歳なので、チームの後進メンバーに自分の仕事を教え始めている次第であります。
最もそれはチームの若手メンバー相手に教える話で、有料フィールドや他のチームメンバーとなると中々出すぎた口も出せないもので、ちょっと歯痒い思いもありますね。
こちらとしても積極的に色々と聞いてくれれば、手を貸して差し上げることもできるかと常々考えております。

いずれ引退する前に、自分がいままでお世話になった方々の話や知識を若い方々に伝えていければ幸いですね。

ご意見ありがとうございました。
また遊びにおいでください。
では、
Posted by TALONTALON at 2014年09月04日 20:56
TALON様

 御返事ありがとうございます。

まだ20代そこそこのソロゲーマーの話しに

耳を傾けて頂き、ありがとうございます!

偉そうに書きましたが、古参、熟練者の方々の素晴らしい

精神を受け継ぎ、伝承できるように精進して参ります。

ありがとうございました。
Posted by seaman at 2014年09月05日 01:23
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。